自分が嫌い? 変わりたいのに変われないのは何が原因?

現状維持バイアス
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兼業主婦のやっちです。

今のままじゃダメだ、変わりたい! って思いますか?

そう思うあなたはとても真面目で、まっすぐ未来を見れる人と思います!

ただ、気持ちばかり大きくなって空回りしてしまい、結局は変われないことってありませんか?

実は、今いる環境が心地よくなり離れられなくなる、現状維持バイアスが働いている可能性があります。

 

 

変わらなくてもいい時代

戦後、私たちは復興のためにたくさんのモノづくりに奮闘しました。

作ればモノが売れ、新しいものが出る度になんの疑いもなく消費者はモノを買いました。

そして生活に潤いができて、およそ生きるのに困らないぐらいのモノが揃いました。

いい大学に入っていい会社に入れば、人生は安泰で、60歳になれば引退し、年金で暮らしていけばよかったのです。

人口も増え続けていたので、生産と供給においても将来設計を立てやすい時代でした。

若い頃は勉学に勤しみ、社会人になり、収入が安定した頃には結婚のことも考え、家庭を持ち、子どもを育て上げ、老後を迎えるというストーリーが一般的です。

このストーリーになんの疑いもない時代が、「変わらなくてもいい時代」だったのです。

「こうすればいい」という正解があったので、そこから外れなければうまくいきました。

なので、変化することよりも、変わらないで続ける努力が必要でした。

 

 

変化したくてもできないのが現状維持バイアス

時代は変わりました。

モノを作っても売れません。

人口は減っています。

雇用や収入が安定しません。

いい大学に入っても、いい会社に入っても、人生が豊かであると感じる人が減りました。

将来設計がとても難しくなりました。

目に見えて目まぐるしくまわりの状況が変わっているのに、これまでと同じやり方を繰り返している人が大半です。

これが、現状維持バイアスの恐ろしさです。

頭では、今までのやり方が通じないのだから、やり方を変えなくてはいけないとわかっています。

しかし、思っているように動けず、同じように1ヶ月、1年が経ち、「今年こそ」と言い続けます。

理由として、進学のとき、就職活動のとき、結婚のとき、仕事で困難を乗り越えるとき、私たちは節目でとてもエネルギーを要することを知っているからでしょう。

いつしか苦しさを拒み、「このままのほうが楽だ」と考えてしまうと、腰を上げるのがどんどん重くなってしまうのです。

軽度の現状維持バイアスは、どんどん重くなっていき、自分で対処できないほどになっていってしまいます。

変化したいと思える人はまだいい方ですが、変化したくてもできないのが問題です。

 

 

現状維持バイアスは、本人の意識とは関係ない

変われない自分はなんてダメなんだって思うかもしれません。

しかし、自分の意識とは関係ないのです。

人は心地よい環境ができあがると、手放すことが難しくなります。

これは人の構造的なものなので、仕組みとして理解いただけたらと思います。

人は、自分を受け入れてもらえたり、自分の存在を認めてもらえることで生きる活力を見出しています。

自分を認めてもらえる環境は、もっとも心地よい空間なのです。

しかし、その心地よい空間に慣れすぎると、今度は変化を恐れるようになります。

たとえば、会社を3年後には辞めて独立または転職したいという人がいます。

年内に候補を決めて、来年早々には結婚したいという人がいます。

今の環境から抜け出すために、移住したいという人がいます。

そんな人たちが、何年経っても変わらないでいるのはなぜでしょうか。

実は、抜け出したくても抜け出せないのが現状維持バイアスであり、本人の意識とは関係なく、「抜け出したくない」と思っていることが理由です。

30歳前後で結婚を考えることや、男は外で働き女は家庭を守る、といったことも昔から続くバイアスです。

現状維持バイアスから抜け出せない親世代、地方の慣習においては、若者は意見のギャップに苦しんでいることでしょう。

これらは、変わらないことに心地よさを感じるために、ちがう流れについてネガティブさを感じてしまっているという現象です。

 

 

現状維持バイアスの解決策は、まず気づくこと

現状維持バイアスから離れるために、まずやれることはそれに気づくことです。

バイアスがかかっているな、という意識こそ最重要です。

そして、心地よい空間から離れてみましょう。

せっかく居心地のいい場所を見つけたのですから、手放すのが怖いこともあるでしょう。

ただ、もしあなたが変わりたいのであれば、次に進むために必要なことなのです。

大丈夫。本当に関係ができているなら、離れても関係は続きます。

その場から離れたら縁が切れる関係なんて、そもそも深い関係ではなかったのです。

あるいは、自分が依存しているだけだったのかもしれません。

今後、ますます広がる多様性時代においては、一人ひとりの生き方をまわりが認めていくことが大切になります。

誰かとちがう自分に苦しみ、心地よい場所を求める人がより増えていくと思っています。

ただし、ずっとそこから抜け出せなくなることには気をつけなくてはいけません。

自分の居場所が見つかることと、変化しないことの区別はつけていきましょう。

 

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