【2019/07/21更新】
やっちです。
主催イベントで「結婚をする意味がわからない」という言葉が出てきたので、掘り下げてみることにします。
「いつ結婚するの?」「子どもは?」「◯◯ちゃんはもう結婚したのに……」。
そんなまわりの声は聞き飽きた、結婚する意味がわからない人へ、何かヒントが見つかればうれしいです。
目次
結婚の意味を考えるようになった理由
20代前半の女性より、「そもそも、なんで結婚するんですか?」という興味深い質問がありました。
僕はこの質問には色々な背景があると感じています。
現代は、「言われたからそうする」「まわりがそうしてるからそうする」ではなく、行動に対する意味や背景が問われる時代になっています。
その理由から、「そもそもなんで結婚するの?」という問いが立てられるようになったのでしょう。
結婚にデメリットはあるのか
結婚すると幸せになれるとしたら、メリットしかないのかというとそうでもなさそうです。
男性の結婚しない理由
- 自由ではなくなる
- 自分だけのほうが経済的に豊かになる
- 契約しても別れる可能性は変わらないのだから、結婚に意味を感じない
男性の意見でよく出るのは、自由を奪われるということ。
自由を奪われている友人や同僚、もしくは両親の姿を見ていたら自ずとそう感じることもあるかもしれません。
また、経済的な理由から結婚を考えない男性もいます。
自分の生活で精一杯であることが理由である人もいれば、相手の自立(特に経済面)への期待をしている人もいます。
最後に、結婚しても嫌なら離婚するのだから、婚姻届を出すことに必要性を感じていないという意見です。
女性の結婚しない理由
- 子どもがほしいかを考えたときにいらないなら必要ない
- 結婚しても幸せになれるとは限らない
女性は「結婚=子ども」となりがちです。
結婚したら当然子どもを育てていくと思っていたある女性は、結婚した男性が「子どもはいらない」と本音をもらし、別れたケースもあります。
子どもがほしいかは、女性にとって重要な基準になります。
また、現代では「結婚=幸せ」という概念が存在する一方で、結婚にポジティブなイメージを持たない女性も少数います。
幸せの形は人それぞれであることを知っているのだと思います。
結婚するメリットはなんなのか
昔ながらの結婚三大理由
- みんなしているから
- 血族の存続のため
- 経済力をつけるため
昔はそんな風に言われてきました。
世間体を気にして、◯◯家を途絶えさせないように、結婚によって親に経済的に支えられて生きていくことが当たり前でした。
現在の結婚する理由
今はどうでしょう?
あまりにもバラバラで、理由なんて人それぞれですよね。
だから、なんのために結婚するのかを自分で決める必要があります。
ちなみに僕は、恋愛結婚で、ずっと一緒にいたい人と結婚しました。
また、婚姻届を出しておけば、いざというときに夫として公的証明ができるようになり、彼女を助けることができます。
たとえば、事故を起こして瀕死のパートナーのいる病院に駆けつけたとします。
いくら病院側に自分がパートナーだと説明しても、証明できるものがないのは悲しいですよね。
事実婚も増えてますが、事実婚は法律的に配偶者として認められないものです。
亡くなった時は遺言が必要です。
また、子どもができた時は母親の姓になるので、父親が養子として引き取るという手続きが必要になります。
事実婚では、法律上は他人の扱いにされてしまうのです。
そのような理由から、結婚は愛する人との公的証明書を持つということなのです。
あなたにとって、結婚のメリットってなんでしょうか?
結婚する意味は大いに考えよう
結婚は、大いに疑問を持っていいものだと思います。
今は政略結婚や、家父長制度のような親が勝手に結婚相手を決めるなんてこともなくなってきました。
もし強制力が働いているとしたら、それは家族や職場からの見えないプレッシャーではないでしょうか。
とはいえ、あくまで最終的に自分の人生は自分で決めるもの。
結婚は自分で選択するものです。
生涯パートナーや子どもを得るという楽しみは、なかなか持ってみないとわからないもの。
結婚できなかったとしても、結婚したいと思えるほどの人と出会えることこそが、幸せと思います。