どうも、やっちです。
iDeCoとつみたてNISAを始めます。
厳密にはお試しで少額でやっていたのですが、リスクを取って本格的に運用します。
理由としては、
- 預金でお金が増えないので、別の手段を取るということ
- 保険でも少し増えるけど、もうひとひねり欲しいと思ってしまったこと
- 年末調整や確定申告でかけた分のお金を所得から引けること
- 現金化の際に、20%の税金を引かれないこと
- 仕組みから、子どものため、老後のためなど理由をつけやすいこと
- トレンドなので情報が集まりやすく、わかりやすいこと
- 政府が日本人の投資を促すために始めたこともあり、ほぼ得しかないこと
僕は、家族の生活を守りたいです。
口だけではなく、愛だけではなく、その名の通り本気で守りたいです。
今とても幸せなので、この生活を守るためには何ができるかばかり考えます。
もちろんお金がすべてではないのですが、この数年で、結局は資本主義社会においてお金がベースにあることを知りました。
とはいえ、僕も妻もあまりお金や何かを買うことに興味はないので、あくまでこの生活が守れることや、今よりほんの少しだけ豊かになれたらと思う程度です。
勉強だけはずっとしてきた
投資ってなんか胡散臭くないですか?
僕、投資ってキーワードを聞くだけで距離を取ってきましたよ。
ただ、そのルーツってどこなんだろうなと思って振り返ってみました。
実は学生時代~社会人初めまで、やたら投資の話やセミナー参加などで中途半端に勉強してきてしまったので、悪のイメージしかなかったんです。
たまたま、本当にたまたまその時に出会った人たちの目が円マークだった。
そして、人を人と思わない、どうにか騙して自分の資産を増やそうとする人ばかり。
15年ぐらい前はまだ、東南アジア投資の話が熱くて、よく話が舞い込んできたのです。
話だけなら、ということで話は聞きに行ってたんですよ。
でもお金ばかり出ていって何も知識つかないし、時間の無駄でした。
残ったのは、投資は怖い! というイメージだけだったんです。
日本人が投資しない理由
海外の人は当たり前のように投資をしているのに、なぜ日本人は貯金が主なのか。
保守的な性格もあると思いますが、貯金によってお金を増やしてきた人たちなのも大きな理由と思っています。
1974年って郵貯の定期預金の金利4.3%だったんですよ。
100万預けたら、1年経って104万になっているのです。
今って0.001%など(ちなみに楽天銀行は条件付きで0.1%)。
親がよく貯金しなさいって言っていたのは、増えたからなんです。
それで、今は増えない。
では、将来を考えたときにお金を増やす方法って何かを考えると、ビジネスを回したり投資するしかないんですよね。
とはいえ皆さんもご存知のように、日本は敗戦してから「自分の頭で考える」力をアメリカに抑えられてしまいました。
考えられないということは、誰かに従うしかないのです。
だから当たり前のように会社に行き、お金のことは誰かに任せがち。
日本人って頭いいはずなのに世界的に有名なお金持ちがパっと浮かばないですよね?
遠慮しがちな精神も植え付けられたものなので、とびきりのお金持ちがいないのかもしれません。
歴史を見るとわかりますが、日本人は元々とても強欲で自己主張の強い民族です。
戦後、すっかりおとなしく変わってしまったのは、アメリカの緻密な計画で再プログラムされてしまった説が濃厚です。
敗戦国の宿命なのでしょう。知らないですが。
アメリカの一次資料を元に力説している本がありました。
投資本を見ていると、投資って心理の話だ
投資ってセオリーが完成されているんですよね。
投資家はみんな、どうすべきかを知っている。
じゃあなぜ、全員が儲からないのかという話になります。
その理由は、私たちが人間だからです。
理性と本能のせめぎあいが、投資の成功を邪魔しているんですね。
なので、投資で成功するためにはマインドを整える必要があるようです。
先の話でマインドコントロールされてしまった日本人のお金が増えないことと無関係ではないはず。
あ、僕のような素人さんが読むのに適した本を紹介しておきます。
10冊ほど読みましたが、良書ってやっぱり数冊しかないものですね。
このあたりサクッと読んでおけば、なんとなく投資の入門はできると思います。
始めてみないと何もわからない、ということも理解できます。
僕にいたっては10年にわたって投資の話は聞いてきたのに、始めてないものだから悪いイメージのままだったわけです。
ある意味この10年、ずっと損してきているということですね。笑
ただ、営業として人と接してきて、そして心理に関わる仕事をフリーランスでやってみて、学びはたくさんありました。
投資って心理の話だ。
営業時代、歩合制なもので、どうしても高値で売りたくなったり、仕入れるものはなるべく安く手に入れようとしました。
当たり前かもしれませんが、本当に当たり前のように高値で売り、安値で仕入れたかったのです。
また、購買意欲がある人ほど、値下げ交渉をされてもつっぱねました。
このように、需要と供給のバランスによって人の心理は変わってくると知りました。
営業の人なら経験があるでしょうけれど、月末や決算月などになると、売りたくて仕方ない心理が働きます。
そんなとき、買い渋るお客様に対して、キャンペーンを打ち出したり、オプションをつけたり、値引きをしたりするわけです。
なんとしてでも売りたい、という心理です。
なぜなら購買意欲のある人たちが集まり、買うことを検討しているからです。
少しでも損をしないように、できるだけ高値で売りたくなります。
逆に、買うほうも同じことを考えているわけです。
要は、この綱引きを、対面ではなく自分の中だけで行うのが投資だと思うのです。
投資って、お金の売買だけのイメージだったのですが、自分の心理そのものではないか、と考えました。
投資は資産だけでなく心を豊かにする
始めたばかりの人間が何を言い出すのかと思うかもしれません。
ただ、遊びとはいえ少額でやってみたり勉強してみたりして思うのは、投資はお金の話だけではないということ。
自分自身の心理をコントロールするための長期的な修行とも捉えられると思うのです。
頭ではわかっていても、自分の心が邪魔をしてくる。
自分に負け、大損をしてしまうことがある。
それが投資なのではないでしょうか。
それであれば、人を知り、心理を知りたい自分にはすごく興味深い分野です。
まずは、スタートしてみたことをここに残しておきます。