家庭も職場も女性が生き生き暮らしていたら社会は好循環になる

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やっちです。

2週間ほど風邪を引いていました。

風邪を引いたら病院に行きますよね?

そして内科に行く人が大半だと思います。

細かい「科」とかちょっとわかりませんという人、風邪引いたらとりあえず内科と思っていませんか?

もし鼻からくる風邪の場合、耳鼻科に行くことで重症になることを防げる可能性があります。

僕は今回、鼻水が止まらないところから、のどが痛くなり、熱が出ました。

ウイルスが転移していく様がよくわかります。

どこからきた風邪なのかをしっかりと見極め、早めに対処することであとに響かないのです。

お大事にどうぞ。

さて今回は、妻が家庭にもたらす空気を感じて、社会も同じなのではないかという考察です。

 

 

10ヶ月の娘が風邪を引き、妻が風邪を引く

 

保育園に行った娘の体温を測ってみると、39.4度という高熱をたたき出しました。

これまで風邪を引いてこなかったので、いよいよかと焦りました。

看病していると、僕は鼻水が止まらなくなり、妻は身体がだるくなったと言います。

僕と妻は1年のうちで風邪を引くことがほとんどないので、すぐに治るだろうと軽く考えていました。

ところが、市販の薬を飲んでも症状は変わらず、娘の看病も危うい状態に。

「これはまずくないか?」

次の日、義母に助けを求めることに(やっち家ではこれを「母召喚」といいます)しました。

しかも、プライドのせいで午前中には連絡せず、午後に要請。

妻と2人で眠らせてもらうことに。

娘の鼻水と咳が止まらず、本当にかわいそうでしょうがなかったです。

 

 

健康を害すると、会話がなくなってくる

 

自分たちの身体を治すことが娘のためになるので、ゆっくりすること。

これが、我々に与えられた使命。

自分との対話が中心になってきて、夫婦の会話がなくなってきます。

最低限の事務的な会話しかなくなってきて、ただひたすら寝るのみです。

僕は日々の妻との会話を楽しみにしているので、それが奪われる苦痛に比べたら、風邪などなんのそのでした。

高熱と鼻で息ができないのがつらいのか、娘が度々起きて、泣きながら「つらいよ~」って身をゆだねてくるんです。

僕たちは弱った身体を起こして娘のお鼻を吸ったりふいたりしながら、ワキの下にあてるアイスノンを何度も交換。

「家族全員でこんなに弱ってしまうなんて」

そんな風に思いながら、妻と娘を見ているのがつらくて「ぜんぶ自分が引き受けられたらいいのに」と強く願いました。

会話がしたい。

ただそれを思いながら、眠りにつくのでした。

 

 

妻の、育休後の就活

 

育休(育児休暇)と産休(出産休暇)って本当にありがたい制度で、感動しましたよ。

子どもを育てるのにお休みをいただいているのに、お金がもらえるんですもの。

 

育児休暇とは、労働者のための『育児』を目的とした休暇のこと。育児休業ともいう。

1992年に育児休業法が施行されるとともに、一般企業などで制度の導入が拡がった。

2002年には育児介護休業法として定められており、育児休暇とは1歳に満たない子供を育てるための休業と定義されている。

育児休暇が制度として確立されてからの年数がまだ浅いということもあり、勤務する会社や職種によっては、育児休暇が取得しずらいなどの問題点も指摘されているが、少子高齢化問題を背景として今後さらに取得を支援する流れが強まると思われる。

-コトバンクより

 

出産休暇とは、出産に関する女子労働者の法定休暇。

妊娠,出産が母体に加重な負担をかけることから,休暇によってその体力を回復させ,あわせて生れてくる子の保護をはかる目的で設けられた休暇。

労働基準法の産前,産後の休暇である。すなわち女子労働者には,出産前は6週間 (多胎妊娠の場合には 10週間) ,出産後は8週間の休暇が認められている (65条) 。

そのうち産前の休暇は当該労働者の請求が条件になっており,休暇をとるかどうかは本人の選択にまかされている。これに対し産後の休暇は,労働者の請求がなくても与えなければならない。

ただし産後6週間を経過した女子が就労を請求した場合,その者について医師が支障がないと認めた業務につかせることは許される。

-コトバンクより

 

正社員でしたら、さぁ職場復帰だ! って気合い入れて会社に行くと思います。

でも妻は派遣社員だったので就職するところからの復帰でした。

派遣社員の育児休暇後の復帰はとても大変だとは聞いていて、実際に大変そうでした。

大手3社の派遣会社へのエントリーをひたすら続け、「残念ですが……」の声がある度にまた続ける日々。

僕は、社会で言われているような「女性がなぜ会社にとって懸念となる対象なのか」、ようやく肌で実感してわかってきたんですよね。

出産で休むリスク、そして復帰後のリスク。

復帰後のリスクというのは、元通りに仕事ができるのか、ということです。

即戦力が求められる現場では、感覚の鈍りなども懸念材料となりますね。

そういうことも含めて、社会全体の構造を見直し、全員で支えていく体制になってほしいものです。

仕事復帰をしないと、娘が保育園にいられなくなります。

仕事をしていないのであれば、家で娘を見れることになるからです。

1ヶ月でようやく慣れた環境から離れるのってなんだか寂しいもの。

やるのは僕ではないのですが、どうにかできればと、妻と同じように就活に集中していました。

不安が募るばかりで、浮かない顔をする妻に、明るいニュースが飛び込むことを祈りました。

そういうときは、妻にこちらの言葉は入ってこないし、いつものように穏やかに日々を過ごせないものです。

普段あまり仲良くない夫婦であれば、イライラしてお互いにあたってしまい、余計なエネルギーを使ってしまうかもしれません。

仕事への復帰のときは、お互いへの思いやりはいつもの倍、意識したほうがいいでしょうね。

 

 

仕事が決まったときの空気の変わりよう

 

「仕事決まったよー!」

 

妻の言葉に、全身がガクっとなったあとに込み上げてくる情熱。

ずっと、心配していたので、歓喜で溢れましたね。

その後、ご飯は美味しく食べられるし、空気も弾んで、いわゆる「余計な」会話が増えました。

夫婦にとって、余計な会話ほど大切なものはないって思っています。

男性はコミュニケーションに「意味」を求め、女性はコミュニケーションに「共感」を求める。

でも、僕たち夫婦の会話は、基本的に空気で成り立っているし、その空気の柱は妻なのです。

妻が、空気清浄機。

妻が不機嫌になると、娘の泣く回数が増えたり、不機嫌なことが増えます。

僕は、妻が空気の循環をよくできるように、メンテナンスをします。

「なんだか、ファンがうまく回らないのよね」

そんな言葉を聞くだけでも(実際言わないけど)、僕はクッションとなり、妻自身の循環をスムーズにできると思っているのです。

 

 

女性がつくる空気と循環。社会も同じではないか

 

ここに書いたのは、僕と家族のとある1ページを切り取ったものです。

しかし社会の中で同じことが言えると思っているのです。

僕は女性は、空気と循環をつくる存在と思っています。

空気というのは、その空間にいる人たちに大きな影響を与えます。

就職活動の面接のとき。

電車の中で誰かがケンカしているときの緊張感。

カフェのソファでくつろぎながら、ジャズが流れ、コーヒーを片手に本を読んでいる時間。

空気ごとに名前があったらわかりやすいのですが、空気って色々な種類がありますよね。

スタジオジブリの映画「もののけ姫」のセリフで主人公のアシタカはこう言います。

 

いい村は女が元気だと聞きます

 

これ、裏を返せば「女が元気だと、いい村になる」ということだと思うのです。

社会、家族、会社。

日常の中で、女性がニコニコしたりシャキっとしていると、空気が変わり、男性も影響を受けます。

少なくとも僕は、家庭で妻が元気がないときは影響を受けますし、会社の女性の同僚が元気がないと、落ち着かなくてそわそわしました。

実は、結婚するまで女性は男性と対等に扱おうと思ってあまり優しくしてこなかったんです。

でも、今ではすっかり、女性は尊重されるべきと考えるようになりました。

なぜなら、世界の空気の循環をよくしてくれる存在だから。

一方で、男性の存在とはなにかという話になると思います。

男性は、女性ができないことをやり、女性がうまく生きられるように仕組みをつくる、でいいのではないでしょうか。

女性が甘えてくるのであればそれに応え、力が必要なことにはそれに応えましょう。

今はまだ「決める立場」の人に男性が多いので、育児があっても働きやすくしたり、働く環境を整える。

社会の中でそれをよしとするからそうするのではなく、男性にできる役割として、それができたらいいなと思うのです。

だって女性って、頑張ろうとしちゃうんですよいつも。

なるべく、甘えまいとして、頑張ろうってなっちゃうんです。そういうもんなんです。

「言わなきゃわからない」とか言いながら、男性は女性の内なる声に耳を傾けません。

でも、何度も言うように、女性は空気と循環をつくる存在。

つらいときは、全体の空気がどんよりするだけなのです。

男性が感じている空気の重さは、すなわち女性の重さ。

なにか悩みがあるのかもしれません。

国や会社の話であればすぐにどうこうするのは難しいかもしれませんが、身近な人が手を差し伸べることはできるのではないでしょうか。

僕は、家族を大切にすることができるのであれば、社会に優しくすることもできると思うんです。

親友でも、恋人でもいいです。

身近な愛する人を大切にできるのであれば、少しだけそのときの感情を、社会に置いてくるだけでいい。

女性が空気と循環をつくり、男性が仕組みづくりにコミットすれば、きっと社会はよい方向にシフトしていくと思うのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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