原田まりる氏新刊。ニーチェが説く実存主義が教えてくれる「私は私」の本当の意味

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やっちです。

さて、ある本にのめりこんでおります。

【ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。】
http://diamond.jp/articles/-/104301?display=b

下記、概要です。

京都を舞台にした「実存主義哲学」入門のエンタメ小説! !

「私はニーチェだ。お前に会いに来てやった」
目の前に立ちはだかった男は、たしかにそう言った。
「えっと、すいません人違いじゃないですか?」
「今日、縁切り神社で、お願いしただろう? 悪縁を切り、良縁を結びたい。これまでの古 い自分から、新しい自分に変わりたい、と。
私はお前を〝超人〟にするために、こうしてやって来た」

17歳の女子高生・児嶋アリサはアルバイトの帰り道、「哲学の道」で哲学者・ニーチェと出会います。
哲学のことを何も知らないアリサでしたが、その日をさかいに不思議なことが起こり始めます。
ニーチェキルケゴールサルトルショーペンハウアーハイデガーヤスパースなど、「実存主義の哲学者」たちがぞくぞくと現代的風貌となって京都に現れ、アリサに、〝生きる意味〟とは何か、を教えていく感動の物語。

【登場人物】
児嶋アリサ…京都市内の高校に通う17歳の女子高生。

~アリサが出会う「実存主義の哲学者」たち~

ニーチェ…オタク気質なスマホアプリ開発者
キルケゴール…ミステリアスなカリスマ読者モデル
ショーペンハウアー…クラシック喫茶を営む頑固オヤジ
サルトル…ガールズバーの経営を手がける中年実業家
ハイデガー…京都大学の名物教授
ヤスパース…ニーチェの友人の精神分析医

Amazonより引用

 

実存主義という言葉を聞いたことがありますか?

実存主義(じつぞんしゅぎ、フランス語: existentialisme英語: existentialism)とは、人間の実存を哲学の中心におく思想的立場。あるいは本質存在(essentia)に対する現実存在(existentia)の優位を説く思想。実存(existenz)の元の邦訳は「現実存在」であったが、九鬼周造がそれを短縮して「実存」とした。語源はex-sistere(続けて外に立つの意)。

Wikipediaより引用

 

なんのこっちゃってなりますよね。

これを私たちにわかりやすいように、やわらかく表現してくださったのが、原田まりるさんの著書なんです。

 

 

華麗なマジシャンのようだけど素朴な一面もあるニーチェ

 

僕はとにかくニーチェのキャラが好きですね。

ニーチェは主人公のアリサに必要な時に必要なものを出現させるのみ。

時々、背中は押すものの、基本的にアリサに選択をさせています。

自分で選択するから、どんどん成長できて、これまでの自分を振り返ることができる。

流されずに周りで起きていることの整理がつくようになると、今度は自分の考えをもつことができます。

自分の考えを深めていくと、自分の哲学が生まれ、確固たる自分が確立されていきます。

こうなると人は、あらゆる場面で自分の選択ができるようになっていきます。

人や環境に左右されない自分だけの選択ができるようになるんですね。

 

 

自己中心的なことと、自分をもつということ

 

自己中心的と、自分をもつということはちがいます。

他人の評価や基準を気にしないことと、自分をもつこともちがいます。

社会で生きるのであれば、たくさんの人がいる中でその場にいるみんなが目的を達成できるように調整することは必要です。

「わたしはわたしだよ!」って拒否してたら、それはただの自己中です。

生きかたを決めるのは自分ですし、「私はこういう仕事をしていて、こういう人間である」と主張するまではいいのです。

その領域が、自分をもつということ。

しかし自分の外にいる人たちが、迷惑になるような行為を働いた場合、自己中心的になる可能性がどんどん高まるのです。

調和するための工夫は、自分で養っていかなくてはいけません。

それも含めた社会的責任なんですね。

 

 

まとめ

 

たとえば、自分が正しいと思って今の仕事をしているとします。

でもまわりの人はその仕事がおかしいと笑います。

でもあなたにとっては、その仕事は正しい。

まわりが「おかしい」と言うからと、辞めるつもりはありません。

 

単純な話ですが、僕は実存主義というのはこういったニュアンスで捉えています。

現実がある。そしてそこに生きる。

それ以外はないんです。

あなたが信じているもの、大切にしていること、それらは誰にも否定されるようなものではなく、自分にとっては絶対的な真理です。

僕も結婚する以前は推測人間でつい先回りして考えてしまいがちだったんですが、自分の正しさを疑うようになりました。

同時に、誰かの正しさを、自分の正しさにする必要がないことも学びました。

だからこそ、気持ちがわかるし、勘違いしてほしくないと強く願い、こういう話をしています。

ほんとの意味で「自分は自分でいいんだ」って強く頷きたい人に是非オススメしたい本です。

 

20190530追記:マンガも出ました!

 

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