これは経費になるの?税務署は何を考えてるの?確定申告の勉強をしてきた

やっちです。

個人事業主、初めての人、クラウド活用向けの確定申告セミナーに行ってきました。

実は去年も確定申告前に勉強をしていたのですが、今回は「ぶっちゃけこれは経費になるの?」「税務署のキモチ」を学びたくて行ってきました。

単純に確定申告の基本を学びたい人には、この記事はあまり役立たないかもしれないので、去年に役立った本だけ張っておきます。

あと読んでいて思ったんですが、この手のものは1冊だけ基本的なものがあればよくて、イレギュラーなものはネットで調べるか周りの先輩や専門家に聞くだけでいいです。

そんなわけで、確定申告のぶっちゃけを振り返ります。

 

日本では会社に確定申告してもらう

今日の予定を確認。

あぁ、今日も会議とアポがびっしり。

まったく事務作業ができないじゃないか。

そんな風に思っていた矢先、Slackに届くメッセージ。

年末調整に必要な書類を提出してください

期日ギリギリになって提出。

なんとか乗り切った。

というわけで、日本では本人の代わりに会社が税務署さんに確定申告をするのが一般的です。

アメリカでは個人が確定申告するのが一般的で、仕組みのちがいがわかりやすいですね。

個人事業主となれば、自分で確定申告をしなくてはなりません。

税金を払わなければ……どうなる??

 

確定申告をしなかったらどうなるのか

こんなワークがあることに驚きました。

ひとまず確認の連絡があって、差し押さえに関しては調査後になるようです。

税務署さんはとても優しいので、事実確認をしてくれます。

ちなみに個人事業主に連絡がある確率は1%、法人は3~4%だそうです。

その中でも、やはり利益の多い人に連絡がいきます。

ちなみに支払うのは所得税+住民税、売上1000万を超えた人は消費税となります。

しっかり申告しないと、穏やかな税務署さんが鬼の顔に変わるのは言うまでもないですね。

 

そもそもなぜ、調査に来るのか

確定申告の書類を見て、違和感のあるものに関して、聞いてもわからなそうであれば調査が入ります。

以下のような基準があるようです。

  • 所得が大きい
  • 売上の割に所得が少ない
  • 悪いことをしている
  • 業種業態を狙い撃ち
  • 税務署からの連絡に返事なし
  • 毎年の変動が大きい

 

ちなみに業種業態の狙い撃ちに関しては、国税庁からの指令です。

毎年決まりがあるようで、確かにバラバラに追いかけるよりまとめてやったほうが管理もしやすいですよね。

個人は1%、法人は3~4%ほどが調査の対象になるそうです。

また、税務署さんも仕事ですから、もっとも利益のある仕事には注目します。

それが、重加算税

これは売上を隠したり改ざんしたりなど悪いことをしていたのが発覚したとき、35%上乗せして税金を頂戴するというもの。

ちゃんと帳簿してねってことですね。

 

確定申告を完成させるための方法

一応、確定申告の方法についても触れておきます。

  • 税務署に行って無料相談会で作る
  • 税理士に依頼する
  • 青色申告会を利用する
  • 自分で作成する
  • コミュニティに参加する

 

上から順にデメリットを申しますと、

無料だけど混む、高額、レベル差あり、手間と自己責任、足を運ぶ手間。

青色申告会のレベル差ありというのは、経理のおばさん~プロまで様々らしく、運頼み。

2~3万円お支払いするので、しっかり教えてほしいものですが。

コミュニティに参加するのが仲間とも励ましあえて良さそうな気がします。

ポイントとしては、ハンコをもらった申告書は、完全に正しいわけではないということ。

自分なりにしっかり勘定科目を裏付けながら記載して申告すれば、大きな間違いはないようです。

 

オススメの節税

これも調べればすぐ出てきますが触れておきます。

  • 青色申告 / 10万or65万の控除
  • 小規模企業共済 / 個人事業主のための退職金。貯蓄なのに経費になる
  • 倒産防止共済 / 積立しながら節税。
  • 会社設立
  • ふるさと納税

 

およその目安として、個人事業主と会社設立のラインは利益と売上のようです。

利益は7~800万、売上が1000万超えたあたりから検討してもいいかもとのこと。

倒産防止共済は知らなかったので、今回知れて良かったです。

 

確定申告を簡単に終わらせる具体的な方法

資料集めで8割完了

これは確かに! と思ったんですが、確定申告って資料集めですよね。

  • 生命保険料控除証明書
  • 源泉徴収票
  • 医療費領収書
  • 国民年金保険料控除証明書
  • 寄附金受領書
  • 住宅ローン控除関係書類
  • レシート、領収書、請求書など

 

資料がそろえば、終わったも当然。

とにかく、まずは一式クリアファイルにでも入れておけばいいのです。

 

レシートと領収書

レシートをもらって領収書をもらうのはあまり意味がないそうです。

というのも、下記項目が明確なら何でもいいから。

  • 日付
  • 支払先
  • 金額
  • 明細

 

領収書をなくしてしまった! という事態には、出金伝票に記載すればOK。

もちろん、嘘の記載はNGです。

 

資料の整理方法

税務署さんからのお願いでは、「資料の保管」という文面はあっても、具体的なやり方は決まっていません。

よく言われるのが、ノートに貼ったりしてキレイに保管すること。

ノートへの貼り付けは義務ではなく、それぞれのやり方でいいのです。

期間としては7年保存しておけばいいようです。

オススメの方法の紹介もありました。

整理方法について
  • レシートや領収書をクリアファイルにまとめる
  • 月ごとにクラウド会計入力
  • クリアファイルにパンチ穴を入れる
  • 月ごとのクリアファイルをフォルダーに閉じる

参考まで。

 

どんなものが経費になるか

経費で落ちるものをまとめたサイトや本は溢れているので一般的なのは割愛します。

個人事業主の場合で考えますと、たとえば家賃。

自宅兼事務所はありがちで、自宅を事務所として使っていて、どのスペースを作業に使っているかなど、割合で示す必要があります。

平均としては30%~40%となっているようです。

さらに話題にあがったのが、ホームパーティに使う食材。

ホームパーティが事業のどのような部分に貢献するのかが明確であることが大切です。

そして、おもしろいなと思ったのが、Amazonギフト券。

誰かへのプレゼントに、Amazonギフト券をあげることってありますよね。

これは1万円まではいけそう。しかし3万円ぐらいからはグレー。

僕が聞いたのが、音楽CDやダウンロードについて。

先日、Mr.childrenの究極の10曲を凝縮したことで話題の「重力と呼吸」を買いました。

これをイベントなどでBGMとして使用することについて相談。

実際、僕は”君の名は。”のサウンドトラック、ヴァイオリンとコントラバスユニットである””Style-3”の曲をかけることが多いです。

答えとしてはであり、事業を行う上での場づくりに貢献しているならば「必要なもの」となるわけです。

すべてに言えることは、なぜそれが経費になりうるのか? が明確であることなのです。

税務署さんは毎年の表示のブレに注目するので、自分の基準をもつことが大切とのことです。

 

確定申告は自分との対話

確定申告セミナーで学んだことをかいつまんで書かせていただきました。

自分の基準をもつこと

この言葉を聞いたとき、なんだか確定申告って自分との対話の時間なんだと思いました。

「自分にとって」の勘定科目を決めていき、意味づけをしていくわけですよね。

すべての行動には理由があり、購入もしくは販売する際に科目と意味を込める。

それって、後から振り返ったときに、自分がとても見えそうだと感じています。

すべて税理士さんに任せるぐらいの規模になればそうも言ってられないんでしょう。

しかし個人事業主として小さくやっているうちは意味づけの意識がとても役に立つかもしれません。