恋愛がもうすぐなくなると聞いて足を運んだら、凄まじく楽しかった話

 

やっち

どうも~!林伸次さんと佐伯ポインティさんの恋愛トークが見れるということで、下北沢の本屋B&Bに行ってきましたよ!こんなにも美しい性の話があるんだと感動してしまいました!

 

今回、林伸次さんの著書の出版記念イベントということで、司会は幻冬舎の竹村優子さんでした。

テーマは「もうすぐなくなるという恋愛について、いま話しておきたいこと

同じく登壇された佐伯ポインティさんの恋バナはエロスが凄まじかったです。

男性2人だけだとエスカレートしすぎるかもですが、女性が1人いてバランス取れてる感じがしました。

 

林伸次さん
渋谷「bar bossa」オーナー。cakesの連載や最新刊「恋はなにげなく始まって、なにげなく終わる」をはじめ、多くの著書を出版。リアルな恋愛描写を世に送り出している。

 

佐伯ポインティさん
クリエイターのエージェント会社コルクに漫画編集者として入社。2017年に独立し、男女楽しめるエロスのあるコンテンツをつくる「エロデューサー」として活動。性癖のある人を取材している。

 

恋には季節がある

春は出会いまで。相手にドキドキするまで。
夏は抱き合い、キス、セックスなど。
秋はLINEみても返事しないとか。
冬は終わり。

 

林さん:

恋してる人ー?

……

あ、やっぱり恋って流行ってないんだ。笑

既婚者だから手をあげられないとか?

手を上げづらい環境にいるのかな?

ちなみに秋って人はー?

今日、手を上げてくれない日だ。笑

テーマがテーマなだけに、恋の話しづらいですかね。

興味あるから来てくれてるんですよね?あれ?

パートナーがいる方は?

あ、パートナーいる人はけっこういるんですね。

昨日、セックスした人は?

 

佐伯さん:

いやいや、これは上げないでしょ!

僕は昨日しましたけど。

 

 

恋ってコスパ悪いの?

 

林さん:

この本出して、色んな人と話してて。

りょかちさんと話してて恋は終わってるとかって話して。

仲良くなるまでの過程とか、コスパが悪いって言うんですよね。それで出会い系アプリ使ったりするようになるのかって。

 

佐伯さん:

僕はアプリ、恋愛がコスパ悪いから始めたわけじゃないんですよね。

新しい人って、ふつうに暮らしてたら登場しないんですよ。

とにかく出会いがないから、出会い系アプリにハマったんですよ。

刺激がすごいあって、興奮して。

新しく人を登場させてくれるツールってなかなかないんですよ。

ダイビング、合コン、サークルとか。

出会いが多い人って限られてると思うんです。

クラブってよく出会いあるって言われてますよね。

僕もトキメキ求めて行ってみたら、ハーフの子がいて、英語で話しかけてみたんです。

そしたら、ハーフの子に「ボビーオロゴンの日本語みたい。」って言われて。

クラブ、もう怖くて行かなくなりました。

合コンも行ったんですけど……

 

林さん:

合コン受けしなさそう。

 

佐伯さん:

そうなんです!合コン受けしなくて!

アプリがなければ今、彼女いなかったと思うんですよ。

 

出会い系アプリは、27人と会わないと恋人ができない

 

林さん:

やっぱりインターネットってすごいんですね。

そういえば、アプリは27人と会わないと恋人できないって話を聞いたことがあります。

出会い系アプリって、既婚なのに独身とウソついてる、セックス目的、化粧品売ってくる人がほとんどなんですよ。

10人ぐらいと会っていると、いいなーって人と初めて出会えるんですけど、他の人もいるから自分が選ばれない。

だから20人とか、もう少しだけ頑張って会ってみるとようやく出会えるんですって。

12人ぐらいでもう心が折れちゃうらしいんですよね。それでやめてしまうと。

恋の季節で言えば、春にたどり着くのってけっこう険しい道なんですね。

 

 

会わない恋愛っていいかもしれない

 

佐伯さん:

今の彼女の前にめちゃくちゃ会話が合う人がいたんですよ。

「初恋と不倫」という著書の中で、同じ映画を別々の場所で見て感想を言い合うってのがあるんです。

マッチングアプリで出会った人と、「別々の場所で映画観ません?」って言ってみたんですよ。

それで昼間に空いてるバルト9で別々の場所で「メアリと魔女の花」って映画を観て。

 

林さん:

マッチングアプリで顔わかってるから、待ち合わせはできるんでしょ?

 

佐伯さん:

顔わからないんです。

 

林さん:

じゃあ男かもしれないんだ!!

 

佐伯さん:

あっ!!その可能性ありますよね!

今の動揺しました!林さんじゃないですよね!?

 

林さん:

あ、だから会えなかったんだ。笑

 

佐伯さん:

そう、会えなかったんです。

その後、彼女「カレーが食べたい」っていうんです。

映画観終わって30分ぐらいで連絡来て、「実はわたし、ナンを待っています。」って言うんですよ。

僕ら、新宿の別々のカレー屋でナン待ってるんです。

僕、それすごいドキドキして。

それからも彼女とメッセージしてたんですけど、他の人ともやりとりしてて、彼女できたんです。

ただ未練がましいんで、「これ、アドレスです」って送ったんですけど、彼女できたって伝えたこともあり返ってきませんでした。

春で終わったんですよねー。

 

林さん:

未来の恋だ。

映画化しそう。笑

ずっと会えないって切ない。

 

佐伯さん:

色んな人と会ってるんですけど、その人のことはすごい覚えてて!

普通に過ごしてて、どこかで「メアリと魔女の花、観ましたよねー」とか言って会えたらすごいなって。

 

林さん:

これから有名になったら本当にありえるんじゃないですか?

 

佐伯さん:

そしたらUber Eatsでナン取り寄せますよ!(※近くの飲食店から宅配してもらえるサービス)

会わないで同じ作品観るってすごいオススメ!!

出会い系アプリって「すぐ会える」が売りだと思うんですけど、会わないっていうのが良かった。

ピュアというか、すごくドキドキしてこういうのいいなぁと。

 

竹村さん:

わたし、なんかその人めんどくさいなって思っちゃったんですけど。笑

切ないって言うお2人すごいなって思ってしまいます。

 

佐伯さん:

冷静に聞いちゃうと引くかもしれないけど、その時はドキドキしてるんです!

会っていない時が一番楽しいんですよね!

CMのあとは見たくなるじゃないですか!それが心理!ドキドキしてくるんですよね。

 

 

明るいブスと美人とかっこいい人

 

竹村さん:

佐伯さんの、今回の著書のお気に入りは?

 

佐伯さん:

僕は魔法の口紅の話がすごくよくて。

あ、オチ言っちゃいそう。

……

……

あの、自信をもっていくとうまくいくっていう話なんですよね。

恋に必要なのは自信で、それに口紅が関係してるんです!

 

林さん:

わぁ!すごく読みたくなったぁ!

 

佐伯さん:

これでよかったでしょうか。笑

僕、ポジティブにエロい話をするバーイベントしてるんですよ。

そこに来る人たち、「こういうことありました!」って自信をもって話すんですよね。

ドヤ!ではなくて、自分に自信なくてもセックスには自信あり!みたいな。

そういう人って部分的な自信だけど、口紅って全体に自信をもてるものじゃないですか。

だから、恋愛起きやすいのかなって思ったんです。

僕はちなみに自分に自信あるんですけど。

僕、中1の時に鏡見てて、結婚する時とかって選ばれるのは顔じゃないなって思ったんです。

 

林さん:

僕は美人インタビューをしてるんです。

小さい時に◯◯ちゃん、きれいねって言われたり、通学中に告白されたり、美人な人って、人から言われて気付くんですよね。

自分のこと、鏡見てはなかなか気づかないですよね。

 

佐伯さん:

失恋したあとに鏡を見てて。

原因さがしてたんですよ。

これか!みたいな。

思ってたより自分、かっこよくないぞと。

告白何回もしてて。言い方変えずに。

 

林さん:

言い方変えなきゃダメでしょ笑

 

佐伯さん:

クラスで、かっこいい人の話ってでるじゃないですか。

でも、僕の話でなくて。

あぁ、みんな照れてるんだって思ったんです。

どんだけポジティブかと。

でも、僕がかっこよくないから話が出ないんだって気づいて。

ふられて、鏡みて、冷静になって。

30代で結婚できる人になろうって思ったんですよ。

顔でモテる時代があって、それが変わって、30代ぐらいの時は人柄が左右するのではと。

 

林さん:

中学生でそれに気付くってすごいですね。

じゃあ30歳までは恋愛やめようって思ったの?

 

佐伯さん:

やめはしなかったんですけど、服とかカバンとか、かっこ良さを追求するのやめようと。

だから、共感しました。明るいブスの話でそれを思い出しました。

 

竹村さん・林さん:

あ、そこで繋がるんだ。笑

 

 

好きって先に伝えちゃったほうが相手が意識してくれる

 

林さん:

僕、モテないんですけど、好きになった時はとことん攻めて、口説いてきました。

好きってとにかく伝えるんですよ。

数はそんな多くないですよ?セックスしたの4人しかいないですし。

早めに好きと伝える。答えいいからって。

妻にも、1ヶ月ラブレター送り続けたんですよ。

まず相手に意識してもらうの、大事だと思います。

 

佐伯さん:

あ!出た!

口説き落とし続けた人に話聞いて、林さんと同じで、まず「好きでいていい?」って言うんです。

すると、相手が意識してきちゃう。夏祭りとかクリスマスとか恋人の日に、誘われないか気になっちゃうんですよね。
あれ?誘われてないって。

 

林さん:

あの人、好きって言ってくれたのになって枠にいれてくれるんですよね。

 

佐伯さん:

ほんとすごい!結論求めないやり方!

 

竹村さん:

確かに、一回言われると見方が変わりますね。

告白する時、断られるの怖いとか、傷つきたくないって男性は特に思うみたいですね。

 

佐伯さん:

今って、時代背景的に集中力もヒマもなくなるんですよね。最近知ってびっくりしたんですが、昔の方が余暇があったんです。

江戸時代ってヒマな人は街でぼーっと立ってて、通りがかりの人に飲み行こうぜって言われてそのまま行っちゃうんですよね。

今ってそんなことないじゃないですか!渋谷で歩いてたってそんなことないんですよね。

今までは恋愛は娯楽として楽しかった。

恋愛の7割ぐらいがローリスクだったら、もっと挑戦しますよね。

 

林さん:

ネットで女の子の足ばっかり見てた方が楽しいって人多いですよね。

 

佐伯さん:

本業の話をすると、確固たる性癖がある人って娯楽が少ないんです。これしか気持ちいい、楽しいって思えないから。

例えば、釣りの娯楽わかっている人って楽しいんですけど、釣りわからない人って全然楽しさわからないですよね。

楽しいことが極端すぎるんです。

そういう人ほど、飽きないしずっとやってるんです。

 

林さん:

僕、セックスのことで聞きたいことがあるんです。

体が重なる気持ち良さ、好きな人と繋がっているっていう気持ち良さ、脳内の気持ち良さ。

どれがいいんだろう?

 

佐伯さん:

僕、脳内なんですよ。

 

林さん:

なるほど。最近みんなは脳内でやってて、マスターベーションなのかな?

 

竹村さん:

昔の日本人って頭で色々考えてたらしいですね。例えば鴨長明ってすごく考えてたんですよね。

編集してて知るんですけど、AV男優さんとかってアスリートみたいに身体の作りが全然違うんですよ。

 

佐伯さん:

AV男優は余計なこと考えないんですよ。誰でもよくて、身体の相性がいい人がいいんです。

 

竹村さん:

恥ずかしさを取っ払って身を任せられるっていうのがすごいんですよね。

 

 

性癖には、インストールされた回路がある

 

林さん:

風俗って言ったことあります?

僕、好きじゃないと相手とセックスできないんです。

その子とするってなったら、ご飯食べてお酒飲んで、可愛いなって思うことでもなければ、したいって思えないんですよね。

 

佐伯さん:

友達からしか好きになれない男の子がいるんです。

友達以外は欲情できないんです。AV観ても興奮できない。

初体験は彼女の思い出。思い出でオナニーしてるんですよ。

それって性癖なんですよね。回路が出来上がっている。

林さんは恋愛の回路が強いんですね。

脳科学者の人に話聞いたんですけど、性癖って報酬系なんです。

報酬系って興奮するものにドーパミンがすごい出るってものなんですけど。

みんな、インストールされた回路が必ずあるんです。

魚好きすぎる人って、自分が好きすぎるってわからないから、周りを見て気付くんですよ。

あ、自分って魚めっちゃ好きなんだって。

性癖とかって性別差ってまったく関係ないらしいんですよね。

人って身体の構造の違いはあるけど、どの文化圏にいたかっていうのが左右されるんですよ。

取材で知ったんですけど、野外プレーが好きな子がいるんです。

出来立ての東横線で正常位したとか。始発でするとか。

銀座のエレベーターで潮吹いたとか。

初体験が、学校の部活やってた校庭とか。そこで、抱きしめ合ってるふりして入ってたりするわけです。

スタートが校庭だから、人前でやるっていう回路が出来上がっちゃってるんです。

文化差っていうのは男性だから言いやすいとか女性だから言いにくいとかあるんですよね。

 

林さん:

うーん、誰とでも寝るとかって女性、確かに引いちゃったりします。

 

佐伯さん:

あぁ、僕は全然OKですけどね。

 

林さん:

誰とでも寝れるっていう女性に聞いたんですけど、誰か私としてくれないかなって言って、オレいいよって人がいると、じゃあ満足させてねって言うらしいんですよ。

 

佐伯さん:

誰とでもと言いつつ、ふるいにかけてるんですよね。まず興味を持たせる、持った人から選ぶと。

ここだけは大切にしてほしいっていうポイントは抑えてほしいって願望があるんですよね。それを抑えられる人はコミュニケーション能力高い。

アドリブ力ある人は強いですよ。

 

竹村さん:

たくさんの人と寝て、引き出し増やすしかないってことですね。

 

佐伯さん:

いちいちどこが気持ちいいか聞くって人もいます。それがいいって人もいれば、うるさいって人もいて。

僕、しゃべるほうです。わからないんで。

動作に対して、OKOK!とか、これ違う!とか。

無言がすごい人って圧がすごくて!言わないから!

そういう人ってデートで察してってタイプだから、そもそも最後までいかないんですよね。

相性って手前のコミュニケーションから出ますよね!

 

 

パートナーに飽きてくる問題

 

林さん:

だんだん相手に飽きてくるって人が多いんですよね。

どうやったら飽きないんだろう?

恋でも夫婦でもそうなんですけど、飽きないって難しいですよね。

どうしたら春夏秋冬を長くできるんだろうって。

 

佐伯さん:

イメージの話ですが、いつも同じデートして時が過ぎましたとかだと慣れやすい。

例えば、1日の中で高円寺行って、映画観て、夜は友達とご飯とかだと違うことしてるから、時間が長く感じるんですよね。

恋も、いつも同じパターンだと早送りになっちゃうから、新しいことやったほうがいいなって。

ちょっと歩くコース変えるとか、コーヒー変えてみるとか、変化が大事かなって。

 

林さん:

僕、バーテンダーやっててよく聞くのが、出会いがないこと。次に、セックスレスの話なんですよ。

 

竹村さん:

生活の中のセックスは、健康とかマッサージとして捉えるのがいいかなって。恋愛のドキドキとかってずっとは無理ですよ。

そういう回路を自分の中に持つのがいいと思ってます。

 

佐伯さん:

僕、武村さんと違う流派。セックスしてる時に別の役を演じるんですよ。

患者と医者とか。先輩と後輩とか。

急に始めるんですよ。

世界観いきなり変えるの。

「終電逃しちゃったね」とか。笑

役を完全に演じるんです。

例えば、「彼氏いるのに、後輩呼んでいいんですか?」みたいな展開。笑

(一同爆笑)

それやると、言葉遣いもプレイの流れもキャラのままになる。

時には童貞という設定で、オドオドしたりするわけですよ。演技だから。

何がいいかって、読後感というか、今日は攻めてたねとか、振り返りがあるわけです。

あのキャラはそういう性格だからねとか。

お互い、毎回違うキャラだから飽きが来ない。毎回、1役しかないとパターンが決まっちゃうんです。

色々なシチュエーションを決めるのオススメ。

新鮮な気持ちで、1回1回舞台が違うから面白んですよ。

劇団四季みたいな、細かい部分をすべて設定できるタイプは色々できちゃいますが、そこまでじゃない人は、完全になりきる役を決めればいいんです。

 

竹村さん:

若かったらなぁ。笑

 

佐伯さん:

いやいや年齢関係ないです!!むしろ年重ねるとバリエーション増えるんで!

 

やっち

現場からは以上です。これ、出版記念トークイベントなんですよね。