週2読書家のやっちが、6年ぶりに「伝え方が9割」を読んで思うこと

週2読書家のやっちです。

朝起きて、いい言葉をつかみたくなったので、本棚にある「伝え方が9割」を手に取りました。

この本を知ったのは学生の頃から憧れの本田直之さんの紹介で記された、著者の佐々木圭一さんの名前がきっかけ。

伝え方コンプレックスの僕にはあまりにも刺さるタイトルでしたので、6年前の僕は他の本には目もくれずに飛びつきました。

でもそのとき僕がほしかったのは、「ベストセラーの本を読んだ」という事実のみ。

内容を知っているだけで、それを日常に溶け込ませようとはしなかったのです。

あれから6年後、改めて読んだこの本には恐ろしいほどシンプルで、あらゆる場面に応用の効くことばかりが書かれていることを知ることになりました。

 

 

コピーライティングを学ぶなら必読書

コピーライターを目指しているわけではなかったのですが、話題の本は読んでみたくなるものです。

特にベストセラー本は基本的に手を出すようにしていたので、「伝え方が9割」もその1冊でした。

コピーライディングを学びたいなら、まずはこの本一択だと思いますね。

さすがコピーのプロと思うのですが、感動を生むコピーの法則をとてもコンパクトにわかりやすくまとめてくれています。

何より、「誰もが」日常で使えるように例を出しながら、自分事に結びつけやすく構成されています。

「これなら、私にもできるかも」

「おぉ! 明日から実践してみよう!」

そう思わせる要素が散りばめられていて、読んでいるだけで元気と勇気がみなぎってくる本です。

人を動かすコピーというものを、「この本を読んだ人が動く」という事実をもって、私たちに体現してくれています。

 

 

カップルコミュニケーションを学ぶにも必読書

恋愛本を読み漁るより、この本を読んだほうがカップルコミュニケーションはうまくいくと思います。

というのも、法則をどんな場面でどのように使いこなせばよいかがわかりやすく書かれているので、具体的にやれることしか書いていません。

巷にあふれる恋愛本は、恋愛というより「愛」を掘り下げた内容が多く、どうしても抽象的になりがちです。

「自分軸をもち、純粋な自分を認めてくれる人こそあなたを本当の意味で愛してくれる存在である」

こんな風に抽象的に言われてもよくわからないじゃないですか。

ちなみにこれは僕の言葉なのですが、この意味を掘り下げたい人向け(自分で自分がわからない、自信を持ちたいなど)にサービス展開をしているのでそれでいいのです。

でも、相手とのコミュニケーションがうまくいかない、すぐケンカになってしまう、気持ちをうまく伝えられないという人は具体的にどう伝えるべきかで悩むことが多いですよね。

そんなわけで、言葉に力を与えたい人や、伝えたいことを伝えられない人には大いに役立つのが「伝え方が9割」なのです。

なんとなく、広告、出版、Webメディアなどに携わる人だけに向けた本ではないことが理解いただけましたか?

 

 

カップル(夫婦含む)に多いのはお願いごと

付き合っていると、相手にお願いごとをするシーンが多いのではないでしょうか。

  • 今度の週末、ここに行きたいんだけど、どう?
  • 約束してたのに本当にごめん、日程ずらせない?
  • 泊まるところ(行く場所)、決めておいてくれないかな?
  • どうしてもやれそうになくて……掃除と洗濯物、お願いしていい?

 

お願いごとって、言いづらいこともありますよね。

「伝え方が9割」を読んでいて思ったのが、感情が先走りがちなカップルこそ、応用が効くということでした。

以下は「伝え方が9割」を読んでの僕流の構成なので、参考までに考えてみてください。

 

-同棲している彼氏が出したものを出しっぱなしにする人であった場合

「なんでいつも出したものを出しっぱなしにするの? いつも私が片づけてあげてるの気づいてる?」

「片づけてなんて頼んだ覚えないんだけど?」

その後の展開はおぞましいものです。

Why(なぜ)で始まる言葉って、答えるのが難しい問いなんです。

おまけに、相手をイライラさせる言葉でもあります。言葉にトゲが出やすいからです。

さて、こんな言い方にしてみてはいかがでしょうか。

ねぇ、”こんまりメソッド”を一緒に研究してくれない?

こんまりとは?

今年1月から始まったNetflixの番組「人生がときめく片づけの魔法」が異例の大ヒットとなっている片づけコンサルタントの近藤麻理恵(こんまり)さんのことである。

 

これは話題性もありますが、昨今どんどん増えているミニマリスト思考、自分を整える心理学、やろうとは思っているもののなかなかできない物理的な整理術などの観点から「自分の成長」に繋がりそうだと思ってもらうためです。

こんまりメソッドについて勉強しておいて、理解したことをそのまま伝えるのがいいでしょう。

 

これは別に、「こんまりメソッドを推しましょう」という話ではありません。

とにかく、「自分にとってメリットがありそうだ!」 と思ってもらうことが大切です。

そして、「学びたいから手伝ってほしい」と伝えることで、やらされ感は消えます。

おまけに彼は自分にメリットがありそうだからやるのに、「お前の頼みだから聞いてやる」という姿勢を示すでしょう。

ここでは、「オレは自分、相手、環境の三方にいいことをしている」という実感を持たせてあげるのです。

その後、こんまりメソッドに基づく片づけをしているうちに、出したものをそのままにしておくことが気持ち悪くなってきます。

これらによって「出したものはそのままにしないで片づけてよ」という願いは巡り巡って彼に届き、実際に願うが叶うようになるでしょう。

そのようなことが、「伝え方が9割」を読むと身につけられてしまうかもしれないのです。

 

 

武器は使い方を知るから武器となる

この世に、相手を自分の思い通りにさせる魔法の言葉などありません。

しかし、相手が動く可能性を飛躍的に高める言葉の法則というものは存在するようです。

それが書かれているのが「伝え方が9割」という本です。

是非、読んでみてください。

 

著者の佐々木圭一さんの会社