365日、1日1ページの手帳で振り返りをしているやっちです。
日々、自分の経験を振り返っていますか?
振り返りって大事ですよね。
そして振り返りを習慣化させることも大事。
まぁ、それができないから苦労しているんですけどね!
とはいえできる人がいるのに、できない人がいるのはなぜでしょうか。
日々の多忙さに追われたり、よりおもしろそうなことに夢中になっているから?
でも振り返りと習慣化ができている人も、忙しいでしょうしおもしろそうなことに夢中なはず。
何がちがうんでしょうかねぇ。
なんで振り返りをするとよさそうなのか
先日、あるイベントに参加しました。
テーマを決めてそれぞれの意見を言い合うシンプルなものです。
テーマは人間関係。
そこでは、人との関係を構築するには自己開示が大事だよねという話が出ました。
相手のことを知るには、こちらがあれやこれや聞くだけではダメで、相手の自己開示が大事であると。
もちろん、自分も自己開示をしないと、相手に理解してもらえないわけです。
では、自己開示ができる人とできない人のちがいは何なのか、と。
それは心理的安全性が担保できている場であることや、相手への信用や信頼、付き合っている時間なども関係するかもしれません。
そんなことを言い合っていると、あっという間に終わりの時間が訪れます。
はい、お疲れ様でしたとZoomを切ります。
さて、この出来事を「人間関係についてたくさん話し合えて楽しかったね」と終わらせるのもいいです。
ですが、せっかくなので振り返って、経験を自分の糧にしてみてはどうかと。
終わった後に、スターバックスでノートを広げて振り返っていました。
質問に対して自分が言ったこと、誰かが言ったことを並べました。
そこから発展していった言葉を並べました。
そのつながりや分類を整理してみました。
すると見えてきたものは、そもそも自分を理解できているのか?という疑問。
自己開示するためには、自己理解しておかないと説明ができないですよね。
話を聞いていた当初、僕は自分が自分を理解している前提で議論をしていたことになります。
こういったことが、振り返りの効果と考えます。
習慣化について
何かを新たに習慣にするのは大変です。
生き物にはホメオスタシス(恒常性)という機能が働いていて、心身の変化が起ころうものなら、元に戻ろうとします。
何かで落ち込んだり、ケガをしたら元に戻ってもらわないと困りますよね。
恒常性があるから、自分を保つことができます。
行動についても同様で、朝起きたらカーテンを開ける、トイレに行く、顔を洗うなど、考えずに行動できるような習慣も、恒常性の一部となりえます。
これを突然、朝起きたら読書すると決めるとしましょう。
明日も明後日も、続けられる自信はありますか?
あったとしてもなかったとしても、続けられたら素敵ですよね。
習慣を変えるにはどうしたらいいのでしょうか。
結論、もはや原理原則と言えることと思いますが、やると決め続けることです。
いやだから、できないから困っているんだけどな!
そう、数日やってできなそうだからあきらめる。
それが大半の人だと思います。
なので、前提として意思の力に頼りません。
できそう、できなそうとか関係ありません。
決めたらやる、やり続ける、しか方法はありません。
習慣化コンサルタントの古川武士氏は、読書や日記などを習慣化するための期間として、1カ月ほどを目安としています。
何かを習慣化したいなら、まずは専門家が言う期間などを参考にして、その目安までは何が何でもやること。
ここ数年、習慣化の実験をしていましたが、それしか術はありません。
ポイントとしては段階的にハードルを極限まで下げること。
最初は10ページ読むどころか、読む本を開く、でもいいのです。
それでも、行動したことになり、習慣化の一歩を進めたということになります。
行動したという事実がまずは大切なのです。
振り返りを習慣にする
振り返りは大事、習慣化も大事。
そんなわけで、振り返りを習慣にするといいことがありそうな気がします。
なぜなら、1ヵ月振り返りを続けられたとして、その1ヵ月の経験から何かを考え、新しい自分と出会えるわけですよね。
そんな自分が、また新たな1ヵ月を迎える。
そしてその1ヵ月を振り返る。
これを繰り返した先の1年って、どんな自分になっているかわくわくしませんか?
まぁこの記事では振り返りと習慣化って大事だよね、しか言っていないわけですが、当然ながら実行するための工夫があるわけです。
何を振り返るかとか、どう振り返るかとか、まず1ヵ月続けるための手法とか、気になることがたくさんありますよね。
この4年、手帳とノートにハマってあれやこれや考えてきて、思うところは無数にあります。
反響があれば、そういうことも書いていきたいなと思います。