【映画感想】私の人生はほぼターミネーターでできていると言っていい

SF映画もといターミネーター好きのやっちです。

2歳から映画を見始めたのですが、最初に観た映画はターミネーターでした。

子どもって、おもしろいものがあると何回でも観てしまうじゃないですか。

うちの3歳になる娘も、千と千尋の神隠しを50回は観てるし、アンパンマンはもはやエンドレスです。

字幕だから何を言っているのかよくわからないけれど、とにかくおもしろいから観るのです。

当時は台湾にいたのですが、推定30回は観ていました。

日本に帰ってからもそのビデオを何回も観て、小学校に上がる頃にはビデオテープが切れました。

新しいビデオを買おうと思いつつも、その時はもうDVDというものが生まれていて、「もう切れない!」と感動したのを覚えています。

あ、いきなりすいません。「私はターミネーターが好きです」という思い、伝わりましたでしょうか。

 

ターミネーターの話をしよう

そもそもターミネーターってなんぞやって人もいるかと思います。

ターミネーターは私が生まれた年の1年先、1984年に生まれた映画。

アバターやタイタニックで有名なジェームズ・キャメロン監督、トータル・リコール、プレデターなど人気作品に出演するアーノルド・シュワルツェネッガー主演作品です。

2029年の未来、人類と機械が戦争する世界。

人類の希望となるはずだったスカイネットというAIが、高度な学習能力を持っているがゆえに、人類は害のあるものと判断しました。そこで、駆除することにしたんですね。元々、スカイネットが期待されていたのは、人類が手に負えないインターネットウイルスの駆除だったもので、まぁ、実に優秀だったということです。

もちろん、ただやられる人類ではなく、機械との戦争に打ち勝とうと立ち上がります。とはいえ既存の対人類用の戦い方ではなかなか歯が立ちません。そんな人類を救ったのが、ジョン・コナー。抵抗軍のリーダーとして、伝説のヒーローとなります。ターミネーターを破壊する方法を、生き残った人類に伝え広めていくのでした。

 

スカイネットの緻密さ

スカイネットは本当に優秀だなと思ったのが、反逆を始めて最初に何をしたと思います? 世界中の核を発射したんですよ。反逆のカリスマですね。核弾頭によって大半の人類が吹き飛びます。1997年の核戦争、映画では「審判の日」と呼ばれ、この日が人類と機械の戦争のキックオフとなります。

その他の戦争映画でもそうなんですが、大きな爆弾を落とした後は、戦闘機で直接ミサイルを発射したり、歩兵が直接、攻撃を開始します。その人類の様子を資料で学んだのでしょうか、きちんと順を追って、人類を追いやります。

巨人のような大きなターミネーター、ジャンボジェットのような大きさの戦闘機など、戦闘に特化した、重火器を多く積むターミネーターが発動され、さらに人類を追いやります。

ところが、生き残った人類は当然、どこかに隠れるわけです。大きなサイボーグでは、せまいところに入れないし、何より人類が警戒してしまいます。

そこで、スカイネットは考えました。せまいとこ、入らないといかんなぁと。そうだ、人型のターミネーターを作ろうと。

そして、なんとなく人に近い形のターミネーターを作ることに成功しました。思いついたらプログラミングして、すぐに工場で作れてしまう優秀さ。部品はそこら辺から集め、エネルギーは核。年中無休で、合理的な、生産性のみを追求した工場。

人型ターミネーターの開発で、人類の巣にも入れるようになりました。ただ、人型とはいえ機械は機械、すぐにターミネーターとわかってしまうので、人類は警戒し、なかなか捕まりませんし、罠をしかけられ、人型ターミネーターは破壊されてしまいます。

そこで、パッと見ただけではわからないように、ゴム製の皮膚みたいなものを機械のまわりに覆うことを考えました。一見、人に見えて、近づくとターミネーターだとわかる、といったレベルです。また、ターミネーターの目は赤く光るのですが、目をよく見ると、赤いのがバレます。すごく優秀なテクノロジーにしては、とりあえず機械とわからないように覆っておこうという発想が、なんだかかわいらしいです。

そこは常に学習するスカイネット。いよいよ、人間に近いターミネーターを造ることに成功するのです。皮膚は人間のようで、臭い息も吐く。話し方も、機械とは決して思えない悠長な流れ。膨大な人間の観察の結果造り出された、スカイネットの研究成果です。

このスカイネットの最高傑作であるターミネーターこそ、私たちがよく知るターミネーター1でシュワちゃんが演じたモデルなのです。みんな、シュワちゃんを普通の人間だと思っています。裸でうろついていれば「おいおい頭大丈夫か?」と問い、銃で撃って効かなければ、防弾チョッキを着ていたのだろうと考えます。

学習に話を脱線させると、やはり最初からよく研究して完成型を創り出すより、ひとまずすぐに出せるものを出して、失敗して検証、また出しては失敗して検証と繰り返した方が、時間はかかるかもしれませんが、結果として完成型に近づくのだなと感心しました。それは人間だろうがAIだろうが同じで、現段階で自分が考えられる理想は、未来の自分にとっての理想かはわからない、ということがわかります。

 

スカイネットの合理さは、時の検証に入る

人間のようなサイボーグを開発したスカイネットは、人類により近づけるようになり潜入を容易にしたのは確かなのですが、人類も、人間とターミネーターを見分ける犬を育てたり、そもそもターミネーターであることを疑ったりと、学習して対策を練ります。ジョン・コナーのリーダーシップもあり、人類は勢いを増し、機械軍を圧倒していくのです。

ちょっとこのままではまずいと思ったスカイネットは、新たな策を練ることにしました。スカイネットもただ殺戮を繰り返すだけでなく、人類が力を発揮する理由として、希望の光となる存在があることを認知していたのです。つまり、ジョン・コナーの存在は、スカイネットに知られていました。なんとかジョン・コナーを倒せないか策を練ってきましたが、さすがに抵抗軍のリーダーということもあり守りが固い。

そこで、ジョン・コナーが生まれる前に戻れないかという発想になりました。密かに、タイムマシンの開発に着手するようになるのです。なんて優秀なのでしょう。ここでも膨大なエネルギーを消費するため、核エネルギーを利用します。いよいよ人類がスカイネットの中核である基地に突入しようとする頃、タイムマシンは完成し、ターミネーターを未来に送ることに成功します。

驚愕の事実を知った人類も、ターミネーターに抵抗しうる戦士を過去に送ることにしました。人類と機械の戦争の舞台は、1984年5月12日、木曜日のロサンゼルスに移ることとなるのです。

※記憶を頼りに一気に書いたので、事実と異なる場合があります。

 

ターミネーターと共に生きる

ターミネーターと出会ったのは2歳。もちろん、その当時は何が何だかさっぱりでしたが、あのつややかな超合金が、幼児の心をわしづかみにしたのです。また、何度倒しても立ち上がるターミネーターが恐ろしいと共に、あきらめない心というのも知りました。

そして、人類とAIの関係性についてなんとなく理解しつつ、パソコンと出会った頃には「これがやがて進化して人類の脅威となるかもしれない」なんて考えることもありました。

ターミネーター1では、ターミネーターの恐ろしさの描写をひたすら映しているのですが、ターミネーター2では、ターミネーターが見せる人間らしさ、父親に必要なものに結びつけるシーン、ジョン・コナーを最後の最後まで守ろうとする姿などが、感動を呼びました。

私の、今でも最高の映画であり人生のバイブルのターミネーターを、是非ともおすすめします。

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