振り返りのアップデートのため、経験と知識をカード化してみることにした

 

振り返り大好きやっちです。

日々のことを手帳につけて、ノートに詳細を書いてます。

さらにはnoteで日記を毎日書いて、掘り下げたい内容はさらにnoteで別記事書きます。

別に何でもかんでも書いているわけではなく、必要なことを選択した上で文字にしています。

それだけ書いても、どうも経験や知識を溜められている感覚というのがいまいちな時があります。

とはいえせっかく自分の貴重な時間を割いて、自分の思考や感性が見出したものを記録しておかないのはもったいないと思っています。

そんな僕ですが、ノートを書いたあとに「カードに書く」という作業を追加してみたいと思います。

カード法ってご存知でしょうか?

カードぐらいのサイズにメモを書きこんでいく方法です(ざっくりすぎ)。

カード法に関しては世に広めた第一人者の梅棹忠夫氏の『知的生産の技術』を読めば一目瞭然です。

カード法は、実はこの5年ほど何度も挑戦してきているんですが続きませんでした。

ただ、続ける技術を磨いた今であればできるんじゃないかと思いました。

今回は、得た経験や知識はカード化しておくとよさそうだぞって話をします。

 

なぜノートではなくカードなのか

梅棹氏はなぜカードを使ったのでしょうか。

その謎に迫るには、ノートの役割を考えなくてはいけません。

ノートってどんな用途で使いますか?

僕は自分の考えを整理するとき、誰かの話をメモするときに使います。

ノートを使い終わったらどうしてますか?

僕は終わったら振り返ることはありません。しまいっぱなしです。

はい、もう答えを言ったようなもんです。

しまいっぱなしを防ぐためにカードは有効なんです。

とはいえただメモしたことを溜めていってもノートと同じことになります。

カードは何度も使います。

自分が編み出した知識の断片だからです。

その後も何かと組み合わせたり、アップデートしたり、あるいは捨てることもあるでしょう。

ルーズリーフは書いたことを切り離せますね。

ではルーズリーフとカードは何が違うのか。

一緒です。

ただ、ルーズリーフは1枚の独立性が薄いです。

カードは1枚が独立して存在します。

ルーズリーフは民、集まって国となる。

カードは1枚が国です。

歴史と文化があり、多くの思考が絡み合う中で言語化したものだからこそ、その後も使えるものとなります。

まぁ、あくまでイメージですけれども。

 

カード化が続かない理由

カード化ってなんか知識と経験が積みあがる感じがありますよね。

ところが僕は続けられていなかったんです。

なぜだと思います?

カードにせずとも手帳やノートに書けば十分だと思っていたからですね。

でも本当は十分ではないわけです。

なぜなら「あなたの知識はなんですか?」という質問に答えられないからです。

カードがあれば、少なくとも概要はわかります。

細かく説明するなら、詳細が書かれた何かを確認すればいいです。

カードにすることで自分の知識が言語化される。

しかも、アイデア出しや振り返り、誰かの前で話すときもささっと取り出すことができる。

さぁやろう! と意気揚々と始めてきたんですよ。何度も。

でもやり続けられないんですね。

僕、続けられない理由がわかってしまいました。

得たものがただの「情報」であり「知識」になっていなかったからです。

情報はたくさんあるのでどれを書こうか迷ってしまうんです。

人って、迷うと低迷するか立ち止まるんです。

知識ならバシっと書けます。つまり進みます。

僕は情報を書こうとしていて、それであれば手帳やノートで十分とドヤ顔でいたわけです。

とんだ思い違い人間です。

 

自分の知識を育てるということ

自分の知識が増えてきたらどうなると思いますか?

今度は集めるだけでなく育てることができるんですよ。

自分の知識が育つと、元々は誰もが得られる情報だったものが、洗練され、体系化され、自分だけのものになっていくんです。

そうしたらもう誰も追いつけませんよね。

自分だけの知識ですから。

なので、できるだけ早めに自分の知識を獲得しておく必要があるんですね。

情報もできれば、優良なものがいいですね。

おいしい野菜は土から始まります。

土は耕してこそ、いい土になります。

自分だけの壮大な領土、そしてたくさんの野菜。

それを見つけ育てられるのは自分しかおりません。

その手段のひとつが、カード法だったりするわけです。

今はScrapboxをはじめ、デジタルでカード化がすぐできます。

紙でもデジタルでもどちらでもいいんです。

自由に取り出せて使いたい時に使える状態に保っていられたら、何でもいいんです。

なんだか先が楽しみになりませんか?

そんなわけで、カード法のすすめでした。

 

 

心身をゆるめるワークショップ”ゆるみの時間”はじめます。
instagramで活動を更新中!よかったらのぞきに来てください!

ゆるみ案内人 | やっち