波乱の辰年。2023年の振り返りと2024年のこと

今年もよろしくお願いします。
ゆるみ案内人のやっちです。

2024年ですね。
辰年は荒れがちと噂で聞きましたが、幕開けから悲しいニュースが飛び込んできます。
亡くなった方へのご冥福を、そして関係者の方の暮らしが一日でも早く復興することをお祈りします。

2023年は長く感じました。
ずっと自分と向き合って対話を繰り返し、心身の変化を感じていました。
上半期にはもう大きく脱皮していて、下半期は何をしようか考えていました。

自分の内側を泳いで海面に頭を出したとき、まだ6ヵ月もある! と驚き、じっくりと残りの時間を楽しむことにしました。

個展に足を運ぶことが増えました。
誰かの表現に触れるたびに自分の中に鼓動を感じ、広がった波紋が何かに繋がっていきます。

その表現が自分に正直で純粋であるほどに、僕の奥底に眠るもうひとりの自分を呼び覚ましてくれているような気がしています。

そうであれば、できるだけ洗練された自分だからこそ手がけられる形を世に発信したほうが、誰かの心を呼び覚ますことに繋がるんじゃないかと感じています。

つまりは自分を探求し表現を続けることは、一見自分のことしか考えていないように見えるけれど、既に誰かに貢献していると言えそうです。

そんなことに気づかされ、自分をアップデートするというよりは、生まれ変わった感覚がある1年でしたね。

皆さんは2023年でどんな風に自分を変化させましたか?

 

2024年は表現を増やす

2023年で得たものがたくさんありました。

得たというより新たな(あるいは本来の)自分となって、やることがたくさんあるとわかりました。

そんなわけで2024年は自分の表現を増やしたいと思います。

読書や体験で新たな自分をつくっていたとしても、表現をしなければ何もしなかったのと変わりません。

表現をするから初めて世界に生まれ、誰かに認識され、それが自分になっていくのです。

しかも表現を重ねるたびに、自分を表しやすい表現がわかってきます。

それは言葉、場づくり、絵画、写真、歌、ダンスなどさまざまです。

よく「自分らしさ」なんてことが言われますが、自分らしいとは何かわかりますか?

大抵の人はわからないのではないでしょうか。

なぜかというと、自分らしさに定義なんてないからです。

自分らしさをつくるワークショップがあるとして、その場かぎりのものが完成するかもしれませんが、その後に本人が違和感に気づくことでしょう。

自分らしい表現は、実は自分で決めるものではないんですよね。
誰かが「あなたらしい表現」と、ある日突然気づくのです。
だから、誰かが気づいてくれるその日まで、ブレずに表現し続けることが大切なんです。

あなたは自分をどう表現していますか?

 

具体的にやっていくこと

具体的には、心と身体をゆるめていくワークショップをつくりたいと考えています。

そのど真ん中とも言えるヨガやピラティスがあります。

僕は両方とも挑戦したことがあるのですが、うまく続きませんでした。

続けられる人というのは先生への好意か、またはやせたい、かっこよくなりたいなど在りたい姿が明確であったり、運動が好きな方なのかもしれません。

僕はそこまで運動は得意じゃないし、めんどくさがりだし、先生に言われたことをきちんと実行するのが苦手です。

なのでほどほどの運動で、めんどくさくなくて、割と自由がきくものであれば続けられます。そんな自分の願いを叶えたワークショップと言えそうです。

2023年で、身体と心さえ整っていれば、あとは自然に自分自身に戻っていくし、何かをやりたい気持ちも芽生えてくると思いました。

身体が重かったりやる気が出ないのは、自分自身のデフォルトに戻せていないために新たな何かを考えたり取り入れることができない状態になっているのではないかと思うんです。

お風呂に浸かってゆったりしたり、早起きして手帳で日々を振り返ったり、瞑想で自分の内側と向き合ったりと手段は様々ですが、自分の奥にある根っこの部分に触れる機会を持つことが大切です。

それで、もう一歩先の「自分を知る」に踏み込んでいくと、もはや何かをするから気持ちいい、ではなく、気持ちよさを自分で取りに行けるようになります。

その状態の一歩が脱力です。
そして脱力しゆるまった身体でやりたいことへの意識を高めたり、自分の行動を止めている何かを外していくことで、より効果が大きくなります。

本来の自分を対話や瞑想ではなく身体を動かすことで取り戻していく行為と言えるでしょう。より精神に注目したラジオ体操と言ってもいいかもしれません。

 

ゆるんだ後のアロマと癒し

アロマセラピーを取り入れていきます。

雑貨屋さんにある、男性なら確実に手を出さないような楽しい感じではなくて、あくまで経絡や意識との繋がりを助けてくれるものを採用します。

嗅覚がもっとも早く脳に達する五感なので、便利なこともあります。

アロマとメタファー(隠喩)は相性がいいので、香りを楽しんでいただきつつその人に合った言葉かけもしていきます。

体操で身体がゆるんで心が落ち着いたら、今度は心のもう少し深いところで癒しを得てもらいます。

人によって必要なアロマは異なります。

たとえばある人へのストレスを軽くするものもあれば、幼少期でトラウマを抱えてしまった、インナーチャイルドをお持ちの方に効果的なものもあります。

リラックスした心身の状態で、より自分に潜っていく。

そのサイクルをつくることで、あとはその後に自分が気づいていけるような、軽やかで自然に力が湧いてくるワークショップにしていきたいです。

癒しもけっこうあなどれないですよ。

 

2024年、最高な自分に出会うために

自分は常に最高である。

僕が大切にしている考え方です。

既に最高である自分が、最高を目指すってどういうことなんでしょうね。

なんとなくですが、今の自分にとっての最高と、少し先の自分の最高ってちがうと思うんですよ。

なので、いつまでも今の自分の考え、スキル、人間関係などのままで最高を目指すのではなくて、常に今の自分の最高を目指せばいいんじゃないかなって。

そうであれば、よりやわらかい自分になって新しいものを取り入れる準備をしておくことは、絶対無駄にならないと確信しているわけです。

自分をゆるめるということは、すなわち今をより充実させて未来につなぐことです。

結局、最後にたどり着くのは、「今を生きろ」ってことなんですよね。

もっとも本能的で動物的です。

だからこそ過去が活き、未来が明るくなるんです。

今の充実をたくさん感じられる自分になって、最高を目指そう。

2024年、共に楽しみましょうね。

 

心身をゆるめるワークショップ”ゆるみの時間”はじめます。
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ゆるみ案内人 | やっち