iPadでGoodNotesを使ってみたら劇的に読書が捗った

iPadAir第5世代を買ってみました。
Apple PencilとSmart Keyboard Folioも。
中古を駆使して、しめて10万以内。安いもんです。

それで、iPadといえばノートアプリは何を使うかであれこれ悩むと思うんですが、僕はGoodNotes5を使うことにしました。

GoodNotes5は大学生がiPadでノート取るときに使うマストアプリ。

紙しか手段のなかった僕からすると羨ましい。

イラスト描いている人も重宝している、打っても書いても描いても、写真入れてもいい、なんでもありなアプリです。

GoodNotesで引用、メモ、気づきを倍速に

読書は紙のノートにメモを取りながらしていました。
7月からはiPadのみでメモを取っています。
しばらくはiPadを使うことになそうです。

読書といえば、次の3つの作業が必要になります。

  1. 引用する
  2. メモする
  3. 気づきを書く

人によって様々とはいえ、大体の人はこんな感じですよね。
それで、紙ノートにこれを書くのが大変だったわけです。
紙に書くのは楽しいし頭に残るんですけど、それ以上にどんどん次に進みたい欲求が出てきてしまうんですよね(急ぐという意味ではない)。

早く次に行きたい、でもメモや気づきはきちんと残しておきたいという僕の欲求を、GoodNotesは見事に満たしてくれたわけです。

iPadで読書をする時は、2画面にします。
KindleとGoodNotesです。
それで、Kindleで読んで気になったところは線を引きます。
そしてコピー。
Good Notesに貼り付け。
気になった図表なども貼り付け。

読書 リフレクション

転載:リフレクション(REFLECTION)自分とチームの成長を加速させる内省の技術

気づきとかあれば、Apple Pencilで書く。
この繰り返しです。
30分もあれば、50ページぐらいになるかと思います。
引用とメモしながらでそれなので、なかなかいい速度です。

記録をしたら、今度は要約する

まずはざっと読んでメモして、1周目を終えます。
感触として、大体1/3ぐらいにまとまります。
ここからさらに要約してコンパクトにしていきます。

要約できるということは、理解しているということです。
時折、要約のことを「特に大事なことを抜き出す」と勘違いしている人がいますが、そうではありません。
要約は、切り取りではなく抽出なので、自分の頭で理解して、考えて、改めて文字に起こす行為です。

GoodNotesに残したその本の引用、メモ、気づき見ながら、丁寧に要約します。

もう一度読んでみると別の気づきがあるはずなので、そういったことも追記し、まとめていきます。
ただまとめるだけでなく、感想も書いていきます。
要約する時のポイントは次の3つです。

  1. どんな本で、どんな結論か
  2. 大事なポイントは何か
  3. どんな感想を持ったか

まずは概要がないと、全体像がつかめません。
何について書かれているのか、最終的に何を言いたいのかを把握します。

次に、その中でも著者が声を大にして言いたいことはなんだったのか、あるいは他の本とちょっと違う観点で話している内容はなんだったのかなど。

最後は、自分なりの観点で感じたことや総評を書きます。

順番も、何を書くかももちろん自由ですが、このように自分なりの型を持って読書してみると、いちいち考えなくていいので楽です。めんどくさく感じない、続けられる方法を考えてみるといいと思います。

GoodNotes読書法は、もっと読書を楽しくする

読書自体が楽しいのでじっくり読む派です。
しかし、大事なことを引用したりメモしたりとしていると、時間がかかって仕方ありません。
今は次々と色んな本を読みたい時期でして、スピードを上げたいと思っていました。ただし、振り返りの質を落とさず、です。

そこでiPad、そしてGoodNotesが役に立ちました。
ここまでパワフルとは正直なところ予想しておりませんでしたが、結果オーライです。iPadはほぼ読書用として重宝しています。
まだ1ヶ月ほどしか使っていないので、iPadライフを楽しんでみます。